音楽のない世界なんて、音楽のない自分なんて。 [life]
なでしこ勝ったねえ!
日本選手の活躍のためいつもよりテレビっこの私です。
4年間の集大成、そして国中が注目している。これだけでも計り知れないプレッシャーが選手にものすごくかかっていることは容易に想像ができます。
選手は応援を力にすることも必要ですし(吸収)、時には自分の世界に集中するためにそれらを遮断する必要もあるでしょう。
自分の気持ちをコントロールすることは身体的なこと以上に重要になることもあると思います。そんな気持ちのコントロールにかかせないもの、音楽。競技前にイヤホンで音楽を聴いている選手はたくさんいますよね。
「音楽はアスリートの合法的な麻薬、能力を向上を研究で証明」という先日の記事でも、音楽の有効性が説明されていました。(麻薬という表現はいかがなものかと思いますが)
記事によれば、マドンナやクイーンなどの曲をランナーに聴かせたら、走る距離が18%伸び、音楽には持久運動能力を向上させる効果があるということが実証されたということです。
もちろん音楽は何もアスリートだけでなく、一般の方にも多大なる効果をもたらします。
たとえば
・忘れていたことを思い出す
音楽を聴きながら新しい記憶をすると、その後同じ音楽を聴くことで、その記憶が引き出されることがある。(これは経験のある方もいるのではないでしょうか?音楽は思い出を真空パックしたりしますからね)
・免疫力を高める
音楽によって免疫力が高まることやストレスが軽減されることは今ではよく知られていることです。
・エクササイズの効果を高める
音楽を聴きながらエクササイズをすると、より激しいトレーニングに耐えられたりします。
(上の持久力アップの話もこれに含まれると思います)
・プレッシャーに負けずにリラックスする
これは上で書いた競技前の音楽にあたるものですね。
緊張時にハミングをすると不安な気持ちも抑えられるようです。
・疲れに負けずに、生産性を上げる
特に歌詞のない曲は、脳の言語を扱う部分を邪魔しないので、作業時のBGMとしておすすめだそうです。
(確かに歌詞があると歌詞に意識がいってしまう場合がありますからねえ)
などなど、音楽の有効性をあげたらきりがないですね。
ちょっと想像してみてください。
音楽のないCM、音楽のない祭り(フェスティバル)、音楽のない映画、、などなど、
いくら感動的なシーンでもたぶん音楽がなかったら、そのシーンはとても無味乾燥なものになるかもしれません。(ロンドン五輪の開会式でポールのHey Judeがなかったらねえ^^)
改めて、こんなことを考えると、音楽は私たちの気持ちや感情を突き動かすものなんだと気づかされます。
そんな音楽をアスリートたちだけでなく私たちも生活の中にうまく取り入れて、気持ちや感情をコントロールしていきたいですね。
そうそう、余談ですが、スーパーなどの店内で流されるBGMですが、テンポが速い音楽だと、お客さんのまわり(回転)が速くなって、テンポが遅いとお客さんのまわりが遅くなるようです。お店側としては、どんどんお客さんを回したい場合はアップテンポ、お客さんを長い時間くつろがせてお金を落としてもらいたい場合はスローテンポ、を流す作戦をするということです。
こういうところでも私たちは音楽の影響を受けていたりします。
ちなみに、
BPM=60~70がリラックスできるテンポ。(心拍数に近いテンポ)
BPM=120~140がエクササイズをする時に効果的なテンポ。
たとえば、
Hey JudeはBPM=75くらい
ビートルズつながりで
Let It BeがBPM=73くらい
A Hard Day's NightがBPM=140くらい
お気に入りの曲のテンポがBPMがいくつなのか知りたいなあという方
こちらが便利です。ダウンロードやインストールなど必要ありません。
曲を聴きながら、TAPという部分をリズムにあわせてクリックをするだけ
【BPM COUNTER】
http://page.freett.com/dancemusic/bpmcounter.html
まあ、だらだらと書きましたが、結局、自分の好きな音楽を聴くということが一番の薬になると思いますね。気持ちが落ち着く曲、盛り上がる曲、どんなものでも、自分のお気に入りの曲があるのはいいものですよ。
以上、音楽家による音楽のすすめでした^^
良き音楽ライフを。
ではでは
※BPM=Beats Per Minute
中学時代に私が衝撃を受けたThe Long And Winding Road。壮大なストリングスで有名な曲ですが、ポールは実は後づけされたそのストリングスアレンジが嫌だったみたいですね。(私は嫌いじゃないですが)この動画はピアノやオルガンなどのシンプルな構成です。ポールが思い描いていたものはこうだったのかもしれないですね。いずれにせよ、名曲は色あせないですね。そう、いくら時がたっても、いくらアレンジが変わったとしても、名曲は色あせないし、素晴らしい。
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