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不老不死についてちょっと本気で考えてみる。 [philosophy]

とっても気になるニュースがありました。

 

世界中で話題になっている画期的研究。20年後、人間は「不老不死」になる。

http://gendai.ismedia.jp/articles/-/33570

 

マジですか?とびっくりするニュースです。古くは始皇帝の時代から人間は不老不死を夢みてきました。それがついに実現するかもしれないということです。しかも、この進歩した技術はただ寿命をのばすだけでなく、老化をとめるということなので、究極なことを言えば、20歳の肉体のまま200歳でも300歳でも生きることが可能になるということです。

 

一瞬、素晴らしい!とも感じるニュースですが、でもね、ちょっと、冷静になって考えてみてください。想像してみてください。永遠に死なない自分。

 

、、、ちょっと、こわい、というか、なんだか息がつまるような気分になるのは私だけでしょうか?(ずっと、これが続いちゃうの?みたいな)

 

死というものに対する恐怖感は確かにありますが、死がないという恐怖感も実はあるのかなって、改めて、妄想してみると思うんですよね。

 

記事の中では、年金制度が崩壊するとか、人口爆発の問題とか、いろんなことを問題視していますが、毎度申し訳ありませんが、私の場合はちょびっと哲学チックにこの問題をとらえてしまいます^^

 

死のない自分に対してなんで拒否感というか、恐怖感を抱くのか。

 

少し自己を見つめてみました。

 

その結果、見えてきたその理由が2つわかりました。

 

ひとつ、

【区切りのない時間はどうしてもメリハリのないものになってしまうから】

 

これは、音楽をやってきた中で痛感してきたことのひとつでもあります。締め切りがあるから、たぶん、自分は必死に曲を期限までに仕上げます。締め切りがもしなくて、「期限はないから、いつでもいいから曲書いてください」と言われたら、たぶん、私はだらだらと過ごしてしまい、いつになっても曲は出来上がらないことでしょう。実際、アーティスト時代の私は、締め切りのない中で創作活動をしていたので、今に比べると10分の1かそれ以下の作曲のペースになっていました。怠けてしまうというか、期限がないとどうしても自分を追い込めないんですよね笑。情けない。。

 

ふたつめの理由

【死の向こう側にいる大切な存在とのつながりがなくなってしまう。絶たれてしまうから】

 

私は特別な信仰があるわけじゃないですが、なんとなく、あの世だったり、そういうものはあるだろうなって勝手に思ってます。だから、いつかまた、愛犬のアミとも会えると思ったりして励むわけですw(不死だと、あっちにいる存在とずっと会えないの?ってなるわけです)

 

さらに言えば、輪廻転生のようなことがもしあれば、円の循環というか、なんだか、いろんな交わりだったり、いろんな景色が堪能できそうですが、不死だと、円ではなく、景色の変わらない直線のような感じになる気がします。それもまた、ひとつの息苦しさを感じてしまう理由なのかもしれません。まあ、あくまで想像の話ですが。

 

不死に対する、こんな話題、、興味のない人にはちょっとつまらない話になってしまいましたね。。でも、不死に対して興味がないとしても、不老はかなりの人が興味があるのではないでしょうか笑。不老に関しても、年老いてゆくことも、それもまた人生という考えもあったり、賛否はいろいろあると思いますが、このへんにしておきましょう^^

 

不老不死、特に不死に関して、私見をうだうだと述べましたが、まあ、こんな意見も20年後、上の技術が実用化されて不老不死が日常化されていたら、その時の人間は、私のこんな意見を見て、古くさ!wと一笑するのかもしれませんね。。

 

それに、20年後、自分自身さえももしかしたら、この記事を見て、古くさ!って言っているかもしれません。

 

なぜなら、3、4年前初めてiPhoneを見た時、「そんなもん、ただの小さいパソコンでしょ?自分には必要ないね」と一蹴していた私も今は立派なiPhoneユーザーになっているわけですから笑。(すべてが移り行く世の中、わかりませんね。。)

 

はあ、なんだか情けない。。

 

ではでは

 

animal_life.jpg

動物たちの平均寿命を一枚の絵で表現したものです。おもしろいですね。ちなみに、人間の世界の平均寿命は67.6歳だそうです。


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