その情報はどういう時間レベルの情報か。 [cyber]
【TPS】
tweets per second
ツイッターで行われる一秒あたりの投稿数(ツイート数)を意味します。
映画「天空の城ラピュタ」の中において、呪文の台詞「バルス」を叫ぶタイミングに合わせて一斉にユーザーが「バルス」と投稿する習慣をバルス祭りとも言うらしい。
先日、8月2日にこの映画がテレビ放送され、見事、過去最高の143,199TPSを記録。(前回のバルス祭りをさらに更新。圧倒的!)
一秒に14万ですよ、、すごいです。
ちなみに、これまでのTPSランキング。
1位 ラピュタ/バルス 25,088 12/9/2011
2位 あけおめ2012 18,438 1/1/2012
3位 EURO2012 15,358 6/27/2012
4位 State of the Union 14,131 1/24/2012
5位 Super Bowl XLVI 12,233 2/6/2012
6位 NFL Play off 9,402 1/8/2012
7位 MTV Video Music Award 8,868 8/28/2011
8位 FIFA(なでしこ決勝) 7,196 7/17/2011
9位 ブラジルチーム敗戦 7,166 7/17/2011
10位 Steve Jobs 7,064 8/25/2011
参考、引用
http://smmlab.aainc.co.jp/?p=14190
1位と2位と8位が日本のツイート。今回、1位をさらに更新したので、トップ10のうち4つも日本のツイートが占めることになります。
まあ、それはとりあえず置いておいて、
参考記事でも述べられていますが、この中の2位のあけおめと10位のジョブス以外はすべてTVに関する話題なんですよね。
「若者のテレビ離れ」とは言われていますが、なんだかんだテレビの力のすごさを物語っているような気もします。ネットは無数のサイトの中から検索、選択するわけですが、テレビはたったの7、8チャンネルくらいなものですからね。そう考えると、こういう結果になるのもうなずけます。
TPSの他にもTPMというものもあります。tweets per minute、一分あたりのツイート数。それがあるのなら、一時間あたりの、一日あたりの、ひと月あたりのというのがあってもいいような気がしますね。(そこまで広げると、生活用語がランキングを占めてしまうか。汗)
でも、こうやって時間の区切りを大きくしていくと、その情報の捉え方も変わってくるのかなと思います。本当に瞬間的な話題→通常の話題→流行→習慣→文化。
思ったのですが、
情報社会と言われて久しいですが、無数に飛び交うその情報が瞬間的なものか、そうじゃないものか、と見極めることが、もしかしたらこの時代に必要なスキルなのかもしれません。
あ、日常生活でもそうかも
人の悪口、噂。これは瞬間的なものだと捉えれば気にならないし、
自分に対する褒め言葉も瞬間的なものだと捉えれば、謙虚にがんばれる。(継続的にほめてもらうために)
みたいに。笑
どういうスパン(区切りの時間)の情報なのか、よくよく見極めていきましょう。
ではでは。
2位のあけおめと10位のジョブスは明らかに他の(テレビ)ツイートとは異質の情報ですよね。(習慣、文化的?)あ、そうそう、「君のことが好きだ」「愛している」というその情報も、しっかりと、どの時間レベルの情報なのかしっかり見極めなければなりませんね。(1年経ったら。あれ?とならないように笑)
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