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音楽レコメンド時代突入から思うこと。 [music]

「最も幸せな気持ちにさせる曲」は1970年代あの名曲だった【研究結果】

http://www.huffingtonpost.jp/2015/09/25/1970s-hit-the-most-feel-good-song-_n_8194828.html

イギリスでの調査ですが、幸せな気持ちにさせる曲と、最も多くの人が答えた曲。それは、、

QUEEN「Don't Stop Me Now」

確かにあれはノリノリで気持ちいいですよね。その他としては、ABBA「Dancing Queen」Beach Boys「Good Vibrations」、Billy Joel「Uptown Girl」が幸せな気持ちにさせる曲としてあげられています。

記事の中で、幸せな気持ちにさせる曲の方程式が、速いテンポ、長調、ハッピーな歌詞の3つだと突き止めたと言っていますが、、、改めてこんなふうに言われなくてもわかるような気がしますよね。。

そもそも、言ってしまえば、幸せにさせる曲なんて人それぞれ。笑。もちろん、この情報をもとに、QUEENやABBAなどの曲を聴いてみることは悪いことではありません。(実際、このアーティストたちは良い曲多いのでおすすめです。)

データが切り拓く音楽の未来 さらに便利に楽しく

http://itpro.nikkeibp.co.jp/atcl/column/15/092400228/092400003/?ST=management&P=1

定額音楽ストリーミングサービスが登場したことによって、私たちは数え切れないほどの音楽を自分の手中に入れたのと同様な状態になりました。しかし、世界中の音楽を好きなように聴けると、いざ言われても、何を聴けばいいのかわからないという人も結構いるのが事実。(結局、同じアーティストや曲を聴いてばかりだったり^^;)

この記事にもあるように、今は音楽のレコメンドサービスがどんどん開発、活発になってきています。

街の中で聴こえてきた音楽の曲名を調べたり、普段自分が聴いている音楽(傾向)から自分の知らない音楽をおすすめしてくれることなど、今では可能な時代になりました。朝起きたら、自動的に目玉焼きが焼かれて目の前に出てくる、みたいな未来絵図のように、自分の気分や体調に合わせて、音楽が自動的に選ばれて流れてくる時代はもうそこまできているのかもしれません。^^

そこでまた、わたくし、哲学モード少し入るのですが、笑

このままいくと、たぶん、物事を自分で決める、ということがどんどん減っていくのではないかと思うんですよね。

新たな音楽との出会いを求めて、そういうレコメンドシステムを使うのもいいでしょう。でも、全員が全員そのシステムを使っている世の中を想像すると少々こわい気がするのは私だけでしょうか?

これは音楽に限らないかもなあ。

この観点からすると、毎日テレビばかり観て終わる人も多少気をつけた方がいいかもしれませんね。レコメンドというか、自分の意志とは関係なく、情報が自動的に一方的に送られてくる状態です。(自分で決めていない状態)

その一方でインターネットは自分の意志で情報を拾ってきます。(自分で決めている状態)


インターネットが善でテレビが悪だと言うつもりは私はありませんよ。

テレビは自分の意志外、ランダムの情報、興味外の情報も得る
インターネットは自分の意志内、興味外の情報は入りにくい

良い悪いではなく、質が「違う」だけです。

話が少々脱線気味ですが、、少し戻して、

音楽のレコメンドサービスの記事を読んでいて、改めて、自分で決めることが少なくなってきているような気がします。

もちろん、逆にすべてを自分で決めてばかりだと(自分の意志内、興味内)、自分の世界は狭くなってしまいます。(深くはなるけどね)

人間、右足だけじゃ歩きにくい。両足があるから歩き易い。やっぱり右足と左足のバランスって大事だよなあと思う今日この頃。(人間の顔だって、みんな、同じように目と鼻と口でできているのに、ほんのわずかなバランスで顔変わっちゃうからねえ。笑)

自動化、レコメンドサービスなどが発達する中、
自分で決めていること、自分以外に決められていること、みなさまのバランスはどうでしょうか。

でもやっぱり、自分が幸せに感じる曲くらい、自分で決めたいですよね^^;

ではでは

car_radio.png
車にカセットテープなんてもう見かけませんよね。CDも最近は持ち歩きません。車内で自分のお気に入りを聴く場合は、最近は自分のiPodなどをカーステレオに接続することが多いのではないでしょうか?そんな時代でも、実は、アメリカの調査では80%以上の人が車内ではラジオで音楽を聴くようです。未だに新たな音楽との出会いはラジオという意見が多数なようです。蛇足ですが、全米最後のカセットテープメーカーが最近、創業以来の大黒字を記録したようですよ。


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