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不利な競争を避ける女と無謀なリスクをとる男。競争社会における男女の違い。 [society]

不利な競争を避ける女と無謀なリスクを取る男

http://diamond.jp/articles/-/93416


女性の重役の比率が低いデータを見ると、男女平等とか、女性の社会進出というものが、果たしてうまくいっているのかと疑問に思ってしまいます。ただ、そもそも男女は心身の仕組みが違う生き物なので、完全な男女平等になることは難しいのではないかと私、個人的には思っています。優劣じゃなく「違い」があるのです。

記事の中では、「女性は男性より競争に消極的で、出世争いで不利だ」という話が偏見ではなく、実験結果から得た根拠のあるものだと言っています。とても興味深い内容です。

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【実験】

正解すると100円の報酬、5問解けば500円の報酬。つまり「出来高払い」の場合、男女に成績の差はありませんでした。

4人に競争させ、もっとも多くの問題を解いた人が賞金の全額を受け取れる。つまり「勝者総取り」の場合、やはりこちらも成績に男女差はありませんでした。

最後に、参加者にどららのルールが好ましいか質問すると、勝てる確率は同じにもかかわらず、男性の7割強が「勝者総取り」を選び、女性の7割弱は「出来高払い」を望みました。
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この傾向、おもしろいですよねえ。

さらに興味深いのは、女性の競争嫌いは脳科学的にも説明できるという点です。

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相手の表情から感情を読み取る機能をつかさどる脳の部分があるのですが、
女性はストレスを与えられると、その部分が著しく活性化するのに、男性は逆に活動が抑制されます。つまり、これは緊急時の対処法が男女で異なることを意味します。
強いストレスを受けると女性は周囲の人たちの共感をさがし求めるのに対して、男性は周囲の反応を無視して問題に集中しようとするのです。
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記事の中では、男性は「競争する性」女性は「投資する性」とも言い表しています。
(進化の過程で、男性は女性を争って獲得してきて、女性は妊娠から授乳まで大きな投資をして子どもを育ててきました。)

やはり、改めてわかるのは、
ビジネスにおける競争社会の中で、なぜ活躍の仕方に男女差が出てしまうのかというと、仕事ができる、できないという優劣が男女にあるからではなく、上で述べてきたような性質の「違い」があるからなのでしょう。

男性は総取りを好み、女性は出来高を好む
ストレス下、男性は周囲関係なしで突き進むが、女性は周囲に共感を求める

傾向としては、当たっているような気がします。

ちなみに、私は総取りより、出来高の方がいいんじゃないかなと思ってしまいます。他を蹴落とすようなことはしたくないし、何より、やった分だけちゃんともらえるって公正でいいと思うんですけどね。

こういうふうに考えちゃう私は考え方が女性より??笑

そういう解析の仕方もできるかもしれませんね。

みなさまの周りの男性、女性のみなさんはどんな感じでしょうか?

ではでは

busimess_ma_woman.png
男性は自分の能力を過信して「勝てる」と錯覚し、女性は自分の実力を冷静に判断して不利な競争を避ける。記事の中のこの言葉もとても印象的でした。何度も言いますが、良い悪いとか優劣じゃなく、ただ、男女は性質が「違う」だけなんです。両方の強みを最大限活かせる社会になるといいですよね。


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