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チョコレート会社が研究費を出しているから、チョコレートが体に良いという研究結果が続々と発表されるという事実(情報の捉え方はよくよく考えなければいけない) [society]

【チョコレートが体に良いという研究が続々と発表される理由】
https://www.lifehacker.jp/2017/10/171031_why-there-s-always-a-new-study-about-chocolate.html


 


記事によれば、、、

・チョコレートに関する研究が、それ以外の分野の研究より研究費が潤沢なら、チョコレートの研究をする研究者が増える
・チョコレート会社は、チョコレートの印象を良くする研究を発表した研究者を選んで研究費を提供することができる(チョコレートの害の研究には研究費は出さない)
・そして、企業や組織は、研究費を提供した「チョコレートは体に良いという研究」が発表されると、必ずプレスリリースを出す
・つまり、チョコレートが体に良いというイメージは、米食品大手会社Marsが何十年にもわたり資金提供してきた研究によるもの

、、、以上記事引用。

確かに、本当にそうだなと思います。

そもそも、研究者は研究者自身でお金を稼ぐことはできません。たいていはどこからか研究費を出してもらっているはずです。言わば、支援者やスポンサーが必ずいるのです。

支援されている人が支援者の損になるようなことはしません。
むしろ、支援されている人は支援者の得になるようなことをします。

まあ、当たり前の論理ですよね。

この当たり前の論理は研究者以外のいろんなところでも適用されていると思います。

テレビとスポンサー
政治と支援団体
著名人と所属グループ
などなど

研究ネタが大好きで、私もブログでよく取り上げますが、改めて、それらの情報の捉え方は気をつけなければいけないなと思いました。

もちろん、支援されている人の情報のすべてが誤りというわけではありません。それらの情報は一面的になりがちということです。(真実は多面体)

そうそう、少し前にテレビで「100歳の人が常食している食べ物ランキング」という番組がやっていて、第1位に「ヤクルト」が登場して、その直後にヤクルトのCMが流れた時は、わかりやすすぎて、笑ってしまいました。

何かの情報を捉える時は「どういう人が」発信しているかの「主語」がとても大事です。
しかし、その主語の背後には何があるかという部分まで見つめないと、本当の意味での主語を捉えられていないのかもしれません。
(つまり、本当の情報が捉えられない)

例:×チョコレート研究者 ◯チョコレート会社に支援されているチョコレート研究者

情報をそのまま鵜呑みにすることも、主語をそのまま鵜呑みにすることも、それはとても危険なことなのかもしれません。
背後まで考えながら、情報を捉えていきたいですね。

ではでは

chocolate.png
例えば、私だってたいていの場合、自分が属する業界や組織を貶めるような情報を発信したりしないでしょう。(究極は家族のこととかね)つまり、私だけの情報では絶対に真実にはたどり着けません。多くの人(多くの情報源)から情報を得て初めて真実に近づくのだと思います。(一面一面を集めて象って、多面体の真実に近づくイメージ)


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