音波攻撃など、音の実力、その可能性とその怖さ。 [society]
【増加する音響"攻撃" 米大使館で被害、若者に撃退音も 人体への影響評価は不十分】
http://www.itmedia.co.jp/news/articles/1806/04/news052.html
記事では、音を使って相手にダメージを与える非殺傷型の攻撃、音波の攻撃について色々と取り上げています。
久しく、音楽業界の衰退が謳われていますが、(定額ストリーミングで回復傾向だけど)
音自体は、良くも悪くも、いろいろな分野で活躍しており、需要がどんどん高まっています。
視覚は目を閉じれば遮断できる
嗅覚は鼻をふさげば遮断できる
味覚は口を閉ざせば遮断できる
感覚は防護服を着れば遮断できる
でも、
聴覚(音)は耳を塞いでも遮断できるわけではありません。
(ちなみに、電波はアルミホイルなどで遮断可能です)
大きな音は耳を塞いでも入ってきますし、骨伝導で鼓膜をゆらすという視点で考えれば、音を遮断することはほぼ不可能だと思います。
別の言い方をすれば、
私たち人間が空気の中で生きる限り、音から逃れることはほぼ不可能なのです。
なので、音を取り扱う人やその技術を、私たちはよりいっそう関心、注目した方がいいと思うのです。
最近、私たちの日常に、音声デバイスが増えていることも注目すべきポイントです。(AIスピーカーなど)
一人一台のスマホ、一家に一台のAIスピーカー、そんな世界において、人間の耳で認識できない超音波によって、全世界中のそれらの機器に一斉に命令を発したらどうなるでしょう、、、
なんていう、SFちっくな妄想をしてしまう変な作曲家です。^^;
【騒音の中でも特定の声を抜き出す新技術】
http://www.news24.jp/articles/2018/05/31/06394738.html
でも、こういうニュースに触れる度に、私の妄想はどんどん膨らんでいってしまいます。
作曲家としては、
「音楽にもっと興味を持ってください」と言いたいところですが、
実際問題としては、
「音にもっと興味を持ってください」と言うべきなのだと思います。
ではでは
良くも悪くも、音の可能性は無限大。作曲家としては、音の良い可能性の部分を追求していきたいですね。
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