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文字や文章においての、AIのクリエイティビティの現在地 [cyber]

【Googleの研究者が開発したAI作詞家、その残念な出来ばえ】
https://www.technologyreview.jp/nl/these-awful-ai-song-lyrics-show-us-how-hard-language-is-for-machines/


 
この記事について書く前に、こちらをご紹介しておきましょう。

【AIが自分で書いた日本語記事「1148字」】
http://news.livedoor.com/article/detail/15027113/

【記事要約を瞬時に作るAIを富士通が開発 その精度とスピードに驚いた】
http://www.itmedia.co.jp/enterprise/articles/1805/17/news024.html

【え、1秒で書けちゃうの?AI記者が野球で見せた実力】
https://www.asahi.com/articles/ASL80326VL80UTIL005.html

今の時代、AIが記事を書くことは珍しいことではありません。事実、どこよりも速い速報記事を出しているのは、AI記者であったりする場合が結構あります。

AIが書いた記事を読んでも、違和感を感じることはほとんどありません。じゃあ、今後、文章作成においても、AIは人間にとって代わっていくのかというと、そうとも言い切れないでしょう。

1148字の記事は、10万もの記事を学習した結果ですし、その他の記事を合わせ読んで、改めて思うのは、

「学習」「要約」「事実報告」

この3点においてAI記者はとても優れています。でも、「AIは教えられたことをその通りにやります」「負けたチームのことを記事にできない」というような記事の内容を見ると、AI記者は人間記者よりも、この3点についてのみ優れているという見方もできるのかもしれません。なので、すぐにAI記者が人間記者にとって代わるということはないと思うのです。

じゃあ、文字や文章の「クリエイティビティ」についてはどうなんだろう。

そして、改めて、この記事に注目してみましょう。

【Googleの研究者が開発したAI作詞家、その残念な出来ばえ】
https://www.technologyreview.jp/nl/these-awful-ai-song-lyrics-show-us-how-hard-language-is-for-machines/

私はあなたのおおきくて勇敢でハンサムなロミオ
あなたは私の秘密の秘密を知っている
あなたは私の2つ目の領地を持っている
あなたは自分の高い起源にふさわしい
あなたは私の呪われた若さを持っている
あなたは私の命を持っている

(原詞)
I'm your big and brave and handsome romeo
you know my secret secret
you have my second estate
you suit your high origin
you have my cursed youth
you have my life

行くぜっ!
あなたはその未亡人の声を覚えている
私はその年齢の彼女が好きだ
私は丸ごと全体に対し敬意を抱いている
私はそうしたことについて何の疑いも持っていない
私はマントルピースの隅に座っている

(原詞)
come on, uh
you remember the voice of the window
i love the girl of the age
i have a regard for the whole
i have no doubt of the kind
i am sitting in the comer of the mantelpiece

、、以上、記事引用

笑っちゃいません??

「AIで作詞しました」という話はよく聞きますが、あのGoogleでさえ、このレベルの作詞しかできないのが今の現実です。

おそらく、現在、「AIで作詞した」と言われているもののほとんどは、人の手(校正や修正)が入っていると思われます。(だって、Googleで、このレベルだよ?笑)実際、AI記者の記事も長文になると、人の手によって補正されている場合が多いです。

つまり、AIの文字のクリエイティビティはまだまだこんなもの。

安心しました?^^

でもですね、考えてみてください。私たちも赤ちゃんの頃はクリエイティビティなんてものはなかったのです。でも、多くを学習、経験していった結果、多くのクリエイティビティを発揮できるようになりました。

「学習」「経験」

AIの得意技ですよね。今はこんなレベルですが、AIのクリエイティビティが、いつかすごいことになる可能性は十分にありえます。

最後に、


【AIが描いたAIの姿ーIBMが作成】
https://japan.zdnet.com/article/35127634/


この画像を見た時、ちょっと不気味さを感じてしまいました。^^;

手と手をとりあおうとする姿(画像)は、AIと人間が手をつなごうとする姿なのかも?
AIが人間の手に依存している姿にも見えなくはないですね。

もしかしたら、ふたつの手がつながれた時、AIのクリエイティビティは人間のそれと大差ないものになっているのかもしれません。

信じるか信じないかは、、、なんてね。笑

ではでは

news_AI.png
AIによる自動作曲はかなりのレベルまで来ていますが、今のところ、作詞家は安心ですね。^^今のところではありますが。


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