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【スリーパー効果】情報は時間の経過とともに、主語(発信源)が抜け落ちて、内容だけが残っていく [society]

【スリーパー効果の脅威〜これは誰が発した情報だったか?〜】
http://www.nli-research.co.jp/report/detail/id=58581?site=nli


 
・第二次世界大戦中、アメリカでは兵士の士気を高めようと戦争のプロパガンダ映画を上映
・上映当時は、あからさまなプロパガンダ映画を疑問視する兵士が多かったが、上映から9週間後、映画を見せられた兵士たちの戦争支持率が高まり、任務遂行に励むようになった
「スリーパー効果」=メッセージの発信源は忘れても、メッセージの内容だけは忘れずに心に残る効果
・選挙前の政党同士の罵り合い(ネガティブキャンペーン)もこの効果によって、大衆は誰が言ったかは忘れ、内容だけ心の中に残る
・近年のインターネット、SNS社会において、スリーパー効果の悪影響が心配(誤った情報が一気に拡散されるおそれ)

、、、以上、記事引用参考。

スリーパー効果という言葉は知りませんでしたが、上記のような心配は前からしてはいました。

「誰が言ったか忘れたけど、、、」「どこで見た情報か忘れたけど、、」

こんな前置きから話を進めることが結構あるよなと改めて反省。。私も本当に気をつけないといけません。

情報は、内容ももちろんですが、主語(発信者、発信源)が大事

これは私のブログでも何回も言ってきたことです。

例えば、

チョコレートは体に良いという研究結果(情報)も、
チョコレート会社がスポンサーについている研究者(発信者)が「チョコレートは体に良いという研究結果」(内容)を発表した、と言われれば、情報の意味がまったく変わってきます。

ちなみに、近頃発表された「パスタは太らない」という研究結果も、うしろにはパスタ会社がしっかりスポンサーについていました。^^;

・<主語><動詞+目的語>
・<発信者(発信源)><言葉、内容、情報>

スリーパー効果の視点で考えると、時間の経過とともに、主語や発信者は人々の心から抜け落ちていきます。(そして情報や内容だけが心に残る)

ただ、抜け落ちたら、すべてが悪いというわけでもありません。一例としては、格言のように、誰が言ったかわからないけど、心に残る情報もたくさんあります。それらは長い年月の中で、支持され続け、残ってきた言葉たちです。淘汰の中、残ってきたもの。

しかし、今の時代は、長い年月をかけて言葉や情報を淘汰するような時代ではありません。瞬間瞬間、膨大なやりとりがされます。

なので、
長い年月で考えるなら、スリーパー効果によって主語や発信者が抜け落ちるのは特に問題ないのですが、

時間をかけた議論や淘汰が特にされないまま瞬発的に、主語や発信者が抜け落ちた状態で情報がどんどんやりとりされるのが問題なのだと思います。

繰り返しになりますが、

・情報は、内容ももちろんですが、主語(発信者、発信源)が大事(主語によって情報の意味が変わる)
しかし一方で、
・スリーパー効果によって、情報は時間がたつと、主語が抜け落ちて、内容だけが心に残るようになる

瞬間瞬間、膨大な情報量のやりとりをする時代において難しいことだと思いますが、
私たちはこれらのことを意識(注意)をしながら、情報と向き合って行きたいですね。

もちろん、このブログも、作曲家の小形誠(主語)が発信している情報(内容)であることをお忘れなく。(どんな人間がどういう情報を発しているかの意識)

スリーパー効果で、時間とともに小形誠という主語が抜けおちて、内容だけ拡散される可能性は十分ありますけどね。(ちょっと寂しい^^)

ではでは


coversation.png
上述はSNSやマスメディアのあたりを意識した内容ですが、スリーパー効果は個人レベルでも注意した方がいいかもしれませんよ。例えば、複数人数での愚痴や悪口大会。たとえその場で自分が悪口を発していなかったとしても、後々、「あなたもあの時、あんなひどい悪口を言っていた」と巻き添えをくらう可能性もありますから^^;スリーパー効果、こわいこわい^^;このように、主語がどんどん抜け落ちていくってよくあることだと思います。


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2018年度新入社員は「SNSを駆使するチームパシュート型」。型にはめない目線の重要性 [society]

【2018年度新入社員は「SNSを駆使するチームパシュートタイプ」と発表】
https://news.mynavi.jp/article/20180331-608956/


 
新年度が始まって、新入社員と向き合う方も多いかもしれません。

毎年、発表される新入社員のタイプ。
2018年の今年は「SNSを駆使するチームパシュート型」

「少数の仲間同士でSNSを活用し、綿密な情報交換で協力関係を構築し、ゴールを目指す」というような特徴らしいです。。

ちなみに、2017年は「キャラクター捕獲ゲーム型」、2016年は「ドローン型」、2015年は「消せるボールペン型」でした。

参照→【今年の侵入社員は「ポケモンGO型」です!←これを決めてるのって誰?】
http://nlab.itmedia.co.jp/nl/articles/1704/05/news103.html

こじつけ感が半端ない。。

私の世代は何型だったんだろう?

「ボディピロー(抱きつき枕)型」、、。

「クッション性があり、等身大に近いので気分はいいが、上司・先輩が気ままに扱いすぎると、床に落ちたり(早期退職)、変形しやすいので、素材(新人の質)によっては、いろいろなメンテナンスが必要となる」だそうです。。^^;

早期退職した部分は少し当たっているのかな?笑(3年で脱サラした私)

こういう新入社員の年ごとのタイプ発表と同様に、ゆとり世代とか悟り世代とか、年代や世代をタイプでくくることに少々違和感を感じる私です。

だって、タイプは人それぞれだから!!

いつの時代も「今の若いもんは、、」と言われているように、大衆レベルの視点からすれば、どの年代も世代も結局、大差はないと思うのです。(「今の若いもんは、、」という嘆きはエジプト時代の遺跡からも発見されているようですよ。人間の性質は何千年も変わらない?)

それよりも、個人個人の特性を見極めた方が全然、有意義だと思います。

レッテルや決めつけというフィルターは本当に視界を狭めます。新年度という新たな季節、どうせなら、フラットな目線で人や物事を見つめることを意識していきたいですね。(フラットの目線って本当に難しいことなんですが)

それは他人にだけでなく、自分に対しても言えることかもしれません。(自分の新たな面、能力の発見など)

フィルターのない視界は開けているので、他人や自分の限界をなくし、可能性を無限大にしていくと思っています。

フラットな目線!!

難しいことですが、新たな節目、心がけてみましょう。私も!

ではでは

【小形音楽作りました】

Yahoo!JAPANが提供する遺伝子検査キットサービス「HealthData Lab」のWeb広告の音楽を小形が作りました。遺伝子検査キット、ちょっと興味ありますね。というか、遺伝子レベルで見えれば、個人個人違いすぎますよねえ。(上の内容と少しリンク?^^)



saralyman.png
決めつけはよくないですが、「僕は抱きつき枕世代なんで、抱きついてもいいですよ!」と、飲みの席でおちゃらける用に、話のネタとして、こういう決めつけワードは知っておいてもいいかもしれません。笑


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「AI同士が人間のわからない言語で会話をし始めた」というニュースは誤訳、誤報だった。情報の見極めが必要な時代 [society]

【「AI同士の会話が大暴走した」ニュースの真実】
http://toyokeizai.net/articles/-/214077


 
・「Facebook社の研究でAI同士を会話させたら、人間には理解できない言語を開発し暴走し始めたので、あわててシャットダウンした」というニュースが実は誤報だった
・真実は、実験途中、AI同士の会話の文法が破綻したが、「人間にわかりやすい言葉で」という条件を加えて調整をしたら、無事に破綻のない言葉で会話を成立させることができた

以上、記事引用。

「AI同士が人間のわからない独自言語で勝手に会話をし始めた」というニュースはいろんなところで見かけたと思います。記憶は定かではなりませんが、私もこのブログで取り上げたかもしれません。^^;

こういう誤訳ニュースや誤報というのは、ちょくちょくあったりします。

最近だけでも、そういうニュースをいくつか見つけることができます。

【トランプ「殺人発言」報道で誤訳指摘 当該メディアに見解を聞く...】
https://www.j-cast.com/2018/02/19321590.html?p=all

【日本のマスコミが報じている「トランプの安倍総理批判」が誤訳なので正しておきたい】
http://netgeek.biz/archives/115196

【Facebookの自動翻訳、「おはよう」を「攻撃する」に誤訳。投稿のパレスチナ人が逮捕される】
https://www.gizmodo.jp/2017/11/palestinian-man-arrested-after-facebook-auto-translates.html

最後の記事は人間が誤訳したのではなく、AIが誤訳してしまったという、また一味違う誤訳ニュースです。

私たちが海外のニュースを知る時、その前段階で必ずと言っていいほど、翻訳者や日本のメディアが間に入ります。つまり、私たちが手に入れているもののほとんどは一次的情報(現場情報=真実)ではなく、ほとんどは二次的、三次的情報という間接的な情報です。

どこかでこういう意識は常にもっておいた方がいいかもしれませんね。

それこそ、

真実を手に入れるには、ただ受け身ではなく、自分から取りに行かないといけないのかもしれません。

ではでは

fake_news.png
誤訳だけでなく、それ以外のフェイクニュースもあふれていますから、本当に情報を見極める力が求められる時代です。


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【カップルに朗報?悲報?】脳内成分ノナペプチドの量を測るだけでその人の愛が真実かわかる [society]

【カップルの愛が真実かどうかわかる医療テスト登場、10年以内に普及へ!正確度97%、MRIを使った「真実の愛診断」がヤバすぎる】
https://gunosy.com/articles/aecE0

 
・動物は愛に落ちている時、脳内にノナペプチドが大量に発生する
・MRIを使ってノナペプチドを計測することを2028年までに人間で合法化の見通し
・正確度は97%

以上、記事引用。

私は前にこんなブログを書いたのを思い出しました。

【DNAによるパートナー探し。SNSからわかるAIによる性格分析。自分が決めるのではなく、「決められた世界」の生き心地は?】
http://gata.blog.so-net.ne.jp/2018-01-21

このDNAやAIの分析診断は「交際前に真実の愛?」を見つけ出すツールですが、上の記事はある意味、「交際中の真実の愛」を診断するものですよね。

交際前も、交際後(交際中)も、こういったテクノロジーによって愛の診断が行われていったら、世の中どうなっていくのでしょうか。

ノナペプチドによる真実の愛診断において考えた時、たとえば、「2番目に好きな人と付き合った、結婚した」「仕事が第一で恋愛は二の次、三の次」というようなカップルは真実の愛ではないと診断されてしまうのでしょうか?そして、破綻してしまうのでしょうか?

単純に、相手に対して何かを我慢しながら付き合っている人もいるでしょうから、そういう人は真実の愛ではないと診断されてしまうのでしょうか?だとすると、暴かれてしまう人も多数でてきそうです。

こういうテクノロジーによる愛の診断が進んでいくと、真実の愛のあるカップルがどんどん増えていくのかな?どうかな?今の段階で考えると、カップル数自体は減っていきそうな気もしますが。。(愛のマッチングやこういう愛の診断をすべて合格するようなカップルは少なそうだから)

あと、正確性が97%というのは高い数値ではありますが、残りの3%の不正確生はどうするのでしょう。3%とはいえ、不正確生性によって、真実の愛が破綻してしまうのではあれば、それも大問題だと思います。

テクノロジーによる真実の愛診断、良い面もたくさんあると思いますが、このように色々と考えさせられますね。

たとえば、私の周りの夫婦やカップルで真実の愛診断を受けてみるという勇気のある人たちは一体どれだけいるでしょうかねえ。^^;

すべてがテクノロジーに決められる世界。愛さえも、愛の形さえもテクノロジーに決められる世界になっていく?

逆に言えば、自分で決めたものこそ本物のような気もします。つまり、自分で決めたものこそ本物の愛、真実の愛と言えるような気がするのですが。。(テクノロジーを使うという判断も自分で決めたという話にもなるにはなりますがね^^;)

話はつきませんね。。この辺にしておきます。

ではでは

couple_foot.png
たとえ、相手に対して何かを我慢しながら一緒にいたとしても、「我慢をしてでもこの人と一緒にいたい」という、ひとつの愛の判断(愛の形)とも言えるわけです。(打算的だと話は別ですが)いずれにせよ、ノナペプチドという成分ひとつで愛を測る、愛の形を定義するのはいかがかなと思います。


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AIが作り出す著作物に著作権が発生?AIと著作物について考える [society]

【AIが作ったコンテンツの著作権はどうなる?--福井弁護士が解説する知財戦略】
https://japan.cnet.com/article/35115900/


 
先日、いろいろとお世話になっているビクターさんのビクターロック祭りに行ってきました。大好きなアーティスト、そして、特にそうでもなかったアーティストからも、多くの感動やぬくもりを頂き、心ほくほく、感謝の一日でした。

ただ、上の記事を読んで、そんな気持ちから一転、音楽に対して厳しい現実の捉え方もちゃんとしないといけないなとも思いました。

上の記事の中で、多くの著作物を創作するAIたちが紹介されています。(記事引用)

・故人・星新一の作品の新作を作り上げるAI
・ビートルズ風の曲を作曲するAI
・会社や商品のロゴを生成してくれるAI
・企業の決算情報が発表されると、わずか数分でそれを元に記事を書き上げるAI
・バッハ風の曲をランチタイムの間に5000曲作り上げるAI
・有名なAI作曲サービス「Jukedeck」は30秒に1曲ペースで作曲。1年フル稼働すれば、JASRACが管理している全世界の曲の3割にあたる105万曲を作れる
・AIによって100チーム以上ある米国野球のマイナーリーグの全試合の記事を自動配信することも可能

AIの創作物、著作物について、多くのメリットもありますが、デメリットや懸念事項もあります。(記事引用)


《社会影響(主にメリット面)》
・大量化・低コスト化による知の豊富化
・侵害発見・権利執行の容易
・新たな体験・感動・革新

《リスクファクター》
・価格破壊による創造サイクル
・フリーライドの多発・プロセス複雑化による権利関係の混乱
・コピーの連鎖による知の縮小再生産



著作物を作リ出すAIはこれまでの多くデータやコンテンツ(既存の著作物)を元に(吸収・学習して)、新たなコンテンツ(著作物)を作り出しています。(これ結構重要なポイント)

第三者が著作物を利用する場合、著作料はもちろん発生します。多くのデータ(著作物)を利用して新たな著作物を創作するAIを法的にどのように扱うのか。

また、AIが作った著作物に人間が作った著作物と同様の著作権は発生するのかどうか

このように、ふたつの大きな問題点があります。

日本の著作権法では、「情報解析を行うために著作物を複製すること」が、営利、非営利問わず認められています。
これは、世界でもまれな規定です。そしてさらに、AIなどによるデータ解析サービスを可能にする著作権法改正が2月に実は閣議決定されているようです。これらを踏まえて、世界的に見て、日本は機械学習大国(AIによる創作天国?)という指摘もあるようです。

そして、AIの創作物の著作権に関しては、2年前のブログでも書いているように、日本政府はAI創作物に著作権を認める方向でも動いているようです。

【人工知能(AI)が作ったものにも著作権を与えるだと??】
http://gata.blog.so-net.ne.jp/2016-04-19

フランスの著作権管理団体がAI作曲による楽曲管理を開始しているという話も聞くと、「AIが著作物、著作権を牛耳っていく流れ」はもう止めることはできないのかもしれないと少々怯えてしまいます。^^;

ただ、記事でも書かれているように、クリエイティブにおいてAIを最大限活用しつつ、法律や規約をしっかり確立させて、最大メリットかつ最小デメリットのバランスを見つけていかないと
いけないと本当に思います。

自分に関わることでもあるので、少しくどく長々と書いてしまいましたが、クリエイティブ(著作物)に関わる人は是非、一緒に考えてもらいたい問題です。

本当に創作や発明は人間の最後の砦?
本当に創作は0から1を作る作業?
冷静に考えれば、私はこれまでに聴いてきた音楽たちの影響を受けながら作曲していることは否めません。
そういう点で、多くのデータを学習して創作してるAIと大差はないのでは?

このように考えれば考えるほど、AIの進化と共に、人間の存在意義が薄れていく感覚に陥っていきます。(物理的にも、哲学的にも、法律的にも駆逐される?)

以上、夢のような音楽フェスの一日から一転、超現実的に音楽にかかわる事柄を考えてみました。

ではでは

P.S.30代最後ということで思い切って銀髪にしてみました。印象はがらりと変わりましたが、言うまでもなく、中身は変わらずただの音楽オタクなので、ご安心を。^^(まあ、こんなブログを書いている時点でね^^;)

AI_creative.png
たとえば、AIが素晴らしい音楽を作曲したとして、AIが作った曲と認識しながら、私たちはその音楽を聴いて感情移入したり、没頭したりすることができるのでしょうか。まあ、人間が作ったと嘘をついてしまえばそれで済むのかもしれませんが。


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ボール遊び禁止公園ばかりの環境が軟弱肩の子どもたちを作り出している(調査結果) [society]

【子どものボール投げ、男女とも低下傾向】
https://www.asahi.com/articles/ASL2F5J5ZL2FUTQP02R.html


 
記事によれば、、、



・1985年のピーク時に比べて、子どもたちのハンドボール投げの距離が男子は7m強、女子は4m弱も減っている
・「子どもの人気スポーツが野球中心から多様化したこと」「公園でキャッチボールできないこと(ボール遊び禁止公園)」を原因として挙げた

、、、以上記事引用参考。

男子が7mも距離を減らしているなんて、近頃の子どもたちは相当、肩が軟弱化しているなと思ってしまう、草野球おじさんの私です。^^

私が今回、注目したのは、「公園でキャッチボールできない」の部分。

確かに、今時の公園って「ボール遊び禁止」「球技禁止」ばかりですもんね。ひどい場合、「大声禁止」とかもあるらしい。。「ペット禁止」ってのも最近は多いです。ここまでくると、一体、誰のための何のための公園なんだ?と思ってしまいます。

子どもの話に戻して、、、

このような、ボール遊び禁止公園ばかりの環境が少なからず、子どもたちの軟弱肩を作り出していると考えることはできます。この論理で考えると、大声禁止公園ばかりになると、将来、声を大にして言えない子どもや大人ばかりになってしまう恐れもありますね。^^;

まあ、これらの話は直接的要因ではないかもしれません。しかし、「じわじわと影響を与えている要因、環境、基盤、仕組み」ではあると思います。

でも、その部分こそが、とっても重要な要素ですよね。

話は少し変わりますが、私、毎日、長時間座りすぎ(デスクワーク)で、現在、腰痛に悩まされております。マッサージとか整体とかいろいろ試しましたが、ダメですね。もう、椅子やデスク(姿勢)など、根本から変えないといけないなと考えています。

だって、その部分が、

「じわじわと影響を与え続けている要因、環境、基盤」なんですから。ここが結構、本質ですもんね。

ダイエットとかもそうですね。ダイエットサプリなんかより、毎日の食事や運動。

これらは、まあ、個人レベルの話。

公園の話は国、組織、行政レベルの話ですが、同様に大事な部分だと思います。

バラマキ政策のような瞬間芸じゃなく、国として、「じわじわと影響を与え続ける要因や環境、基盤」を真摯に考え、それを作っていかないといけないと本当に思います。

そうそう、

「子どもの声がうるさいからという近隣住民の声で保育園が作れない?」(ある意味、子ども禁止みたいなもの?)

もしかしたら、こういう環境がじわじわと少子化を推し進めていると見ることもできるかもしれません。

禁止禁止で、子どもがボールが投げられなくなるくらいならまだいいですが、子ども自体がいなくなることは本当にまずいことです。

個人レベルでも、国レベルでも、私たちは「じわじわ要因目線」で多くの問題を捉えていかないといけないと本当に思います。じゃないと、気づいた時には大変なことになっているかもしれないと、おおげさに考えてみました。(私たちは動きが大きいものに目がいきがちですから。じわじわの部分が結構、大事だと思います。)

ではでは

park.png
子どもの安全を思う気持ちはわからなくもないですが、「球技禁止公園」を作るなら、それと合わせて「球技OK公園」もあったらいいなと思います。いずれにせよ、子どもの可能性を「禁止表示」でどんどん潰してしまうのはかわいそうです。


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デマの拡散の法則性から情報の取り扱い方を考える [society]

【デマ拡散の法則性「重要さ、曖昧さ、もっともらしさが左右する」】
http://www.jprime.jp/articles/-/11452

【流言(デマ)の基本法則】
https://safetyon.wordpress.com/2017/04/18/%E6%B5%81%E8%A8%80%EF%BC%88%E3%83%87%E3%83%9E%EF%BC%89%E3%81%AE%E5%9F%BA%E6%9C%AC%E6%B3%95%E5%89%87/


 
デマとは少し違いますが、先日、産経新聞が誤報を謝罪してましたね。新聞やテレビ、そしてSNSを筆頭としたインターネットなど、どの情報も100%確実、真実のものなんてありはしません。今の時代の噂の拡散力、デマの拡散力の威力を考えたら、情報の取り扱い方。そして、それを拡散するかどうかはよくよく考えないといけませんね。

R=I×A

R=流言(デマ)の流布量(Rumor)
I=内容の重要性(Important)
A=内容の曖昧さ(Ambiguity)

つまり、

流言(デマ)の流布量=内容の重要性×内容の曖昧さ

上の記事でも紹介されている、「死海文書によれば、イスラエイル建国から70年後の2018年に人類破滅の大戦争が勃発する」という情報は本当に典型的なものです。

上の式を逆算的に考えれば、情報が重要であればあるほど、内容が曖昧であればあるほど、デマの可能性が高いと言うこともできるかもしれません。

そして、私自身、情報を取り扱う際、気をつけている三か条があります。

・鵜呑みにしない
・情報の表裏、本質を見ようと努力する
・自分なりの意見を持つ

例えば、「あのA株式会社の商品の価格が激安だね。頻繁に感謝祭セールをやるなんてなんて景気のいい会社だ」という情報があったとします。

鵜呑みにしないのはもちろん、なんで激安にするのかの理由を自分なりに考えたりします。たとえば、価格を下げるほど余裕があると見ることもできますし、価格を下げざるをえないという不景気の見方だってできるわけです。(情報は大体二面性で見ることができます。表と裏)

あとは、第二、第三の情報をなるべく手に入れて、総合的な判断をしていきます。(なるべく二次情報でなく一次情報が望ましい)

、、なーんて、えらそうに書いていますが、私も完璧じゃないし、気をつけないといけないなと本当に思います。

でも、最近強く思うのですが、

莫大な情報量、スピードの増す情報、AIの進化などなど、多くのことが人間から思考力、自発発想力を奪っているような気がしています。(速くて忙しいからいちいち考えていられない?)

自分で考える、自分の意見を持つ(述べる)

こういう時代だからこそ、是非是非、みなさんにしてもらいたいなと思っています。

ただ情報を拡散(伝達)するだけなら、ロボットでもできますからね。(たった一度の人生を媒介で終わっていいのかな?)



ひとつひとつ思いを持ちましょう、発していきましょう。だって、人間だもの。^^
ひとりひとりが考えれば、デマの拡散もかなり防げると思います。

えらそうに失礼しました。


あ、このブログももちろん鵜呑みはダメですよ。自分で考え、意見を持ってみましょう。



ではでは

rumor_news.png
何の根拠もなく「A+B=C」だと言われて、「A+B=C」だとすべてを信じてしまうのなら、それは洗脳と大差ありません。^^;私自身も、気がつくと無思考で情報を鵜呑みにしていることがあります。(ボーッとテレビ観たり)その状態から脱するひとつのコツとして、何に対してもなるべく「なんで?」と思うようにしています。何に対しても「なんで?」と言っていたら、子どもみたいですね。でも、それが若さの秘訣だったりするかもしれませんよ。^^(頭を使い続ける)実際、良くも悪くも、大人になればなるほど、なんでと考えずに受け入れることが多くなっているかも。なんで思考は体力使いますからね。^^;


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低所得者は人間関係豊かで、高所得者は自己中心?(米調査) [society]

【低所得の方が人間関係は豊か?、高所得層は自己中心 米調査】
https://www.cnn.co.jp/fringe/35112182.html


 


記事によれば、、、

・24〜93歳の米国人1500人を調査
・質問によって、「楽しさ」「畏怖」「同情」「満足感」「熱意」「愛情」「プライド」の7つの感情の程度を測る
世帯収入が多いほど、プライドと楽しさ、満足感が上昇する反面、同情と愛情は低下する傾向
熱意の感情は低所得と高所得とで差はなかった

、、、以上、記事引用参考。

お金持ちは自己中で、貧しい人は人間関係が豊か、、ねえ。

記事の中で、「貧しい人は生活のため、他者に対して依存的になる」「収入が少ないので人間関係が優先され、、」「お金持ちは自分は他人とは違うと感じさせる感情を重視する傾向」と研究者は分析していますが、、、

私の正直な感想としては、自己中の貧しい人もたくさんいるでしょうし、人間関係の豊かなお金持ちもたくさんいると思います。(むしろ、人間関係がうまくいってないとビジネスもうまくいかないかなと思います。)

つまり、どっちもどっちだと思います。^^;

まあ、そもそも、これはアメリカ人を調査したものですから、どこまで日本人に適用できるかというのもあります。

ただ、私的に気になったのは、幸せの根幹と言われる7つの感情です。初めて知りました。

「楽しさ」「畏怖」「同情」「満足感」「熱意」「愛情」「プライド」

こうのように並べられると、確かに幸せの根幹部分かもしれないと思わされますね。

幸せを考える時、わかりやすいひとつの指標になるかもしれません。

例えば、

今日一日どれだけ楽しかったか
今月の満足感はどれほどのものか
今年は愛情をどれだけアウトプット、インプットできたか

、、などなど。

その他、畏怖は不安やおそれの部分でしょうね。同情は共感と言い換えることもできるかも。熱意はやる気かな。

これらの7つの指標でこの一年振り返ってみるのもいいかもしれませんね。
そして、来年はそれぞれの指標をどれだけ改善できるかを考えたり。(7つの感情をどれだけコントロールできるか?)

今回、上記の研究結果は参考程度に、7つの感情の部分を特にピックアップしてみましたが、
「熱意の感情は低所得と高所得とで差がない」という部分に関しては、
「誰もがみんな頑張っている」とも解釈できるので、同意です。^^

ではでは

yen_bills.png
みんなそれなりにお金は稼ぎたいとは思います。大事なのは、お金持ちだから自己中?自己中になればお金持ちになれる?とかではなく、どういうお金持ちになりたい?どういうふうに稼ぎたい?というところだと思います。(7つの指標においてね)


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能力の低い人ほど自己評価が高い、ダニング・クルーガー効果から色々考える [society]

【なぜ無能な人は「自分最高」と思うのかをムービーでわかりやすく解説】
https://gigazine.net/news/20171122-incompetent-people-thinking/


 


記事によれば、、、

・企業Aでは32%のエンジニアが自分たちの能力を「トップ5%」だと評価
・企業Bでは42%のエンジニアが自分自身を「トップ5%」だと評価
・88%の運転手が「自分は平均以上の運転能力を持っている」と評価
・ディベート大会で負けた下位25%の人の中には「自分たちは勝利した」と考えている人が60%近くいた
・このように、自分の能力を過大評価してしまうことを「ダニング=クルーガー効果」と呼びます

、、、以上、記事引用。

ダニング=クルーガー効果

私、初めて耳にした言葉です。一体どんなものだろうと、ちょっとだけリサーチしたら、もっとわかりやすくまとめられていたところがありました。

【ダニング・クルーガー効果とは?無能ほど自信満々になる心理バイアスのメリットとデメリット】
http://soyokazesokuhou.com/dunningkrugereffect/

ダニング・クルーガー効果=能力の低い人ほど自信満々な傾向

ただ、ここでは能力が高い人との関連性やその傾向も説明しているのがおもしろいです。

テストの成績が悪い学生ほど、自分の得点を高く見積もっていた
テストの成績が良い学生グループは正確に見積もるか、若干低く見積もっていた

仕事できない人間が自分は仕事できると思ったり、
仕事できる人間が自分なんてまだまだと思ったり、

魅力のない人間が自分は人気者だと思ったり、
魅力的な人間が自分自身の人気に気づいていなかったり、

安易にこれらをまとめると、

できない人間は本来より自己評価高め
できる人間は本来より自己評価低め

、、ということでしょう。

この傾向は本当にそうだなと思います。

だって、できる人間は「自分なんてまだまだ」と思うから、向上心を持って日々どんどん成長していく一方で、できない人間は「自分はもうできている」と思っちゃうわけですから、向上心は持ちにくいです。実際、トップアスリートのインタビューの言葉を思い出してみると、こういう傾向が見えてくるような気がします。(「まだまだ修正しないと」「反省して次にいかします」とかとか)

記事内では、ダニング・クルーガー効果のメリットとして、自己評価が高いことが自信につながり、行動力もアップすると言っています。デメリットとしては、過信した運転技術を例にして、自分にも周りにも大きな不幸を呼び込む可能性があると言っています。

私、思ったんですけど、
自己評価が高いこと自体は、とっても幸せなことだし、幸福感を感じれると思うんですよね。(自己評価が低いって結構ストレスですし)

自分自身が幸福感を感じるという点においてはダニング・クルーガー効果のような自己評価高い傾向は逆にいいことなのかもしれません。

安易に、満足感=幸福感と考えるなら、

できない人間は本来より自己評価高め=幸福感高め?
できる人間は本来より自己評価低め=幸福感低め?

ただ、現実は、、

できない人間は他者評価は低いから、給料などの待遇は低めかもしれない
できる人間は他者評価が高いから、給料などの待遇は高めかもしれない

でも、お金や他者評価が幸せのすべてではないからねえ。。そう、幸せは人それぞれです。

ダニング・クルーガー効果は、自己評価を正しく行うことの難しさを、よく説明してくれているわけですが、
いろいろ考えたり、、そもそも論を言ってしまえば、何が正しい自己評価なんてのもわからないわけです。

とりあえずは、

どんな立場になっても向上心を忘れないこと
他者の意見(評価)をよく聞くこと
自分の幸福感も大事にすること
自己評価さえままならないのに、むやみに他人の評価なんてしないこと

、、なんてことを、改めて思った私なのでした。

ではでは

funnyface.png
「できた!だけど、もっとできるはず、もっとできるようになろう」が一番良い自己評価サイクルかもしれませんね。あと、ダニング・クルーガー効果は一種の生命維持本能機能かもと思ったりもしました。(能力低くて、自己評価も低かったら、本当に生きにくいからね)
幸福感と合わせて考えると、できる人間とできない人間はこういうところで相殺されている部分があるのかもしれません。



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自尊心とナルシシズムの違い [society]

【あなたが自尊心だと思っているのは本当はナルシシズムかもしれない】
https://gigazine.net/news/20171118-narcissism-self-esteem/


 


「いきすぎた自尊心」=「ナルシシズム」ではないとのこと。自尊心とナルシシズムはどう違うのか。

・自尊心は子ども時代に最も低く、成長と共に高まっていくのに対し、ナルシシズムは子ども時代に高く徐々に低くなっていく(全く反対のグラフを描く)
・親が子どもの能力やパフォーマンスを過大評価、称賛すると、その子どもはナルシシズムになる傾向。ユニークな名前をつける傾向も
・親が慈しみや感謝の気持ちを持って子どもと接すると、その子どもの自尊心を育てる
自尊心とは「他人より優れていること」ではなく、「自分自身に満足していること」の感情が中心
・ナルシシズムは「他人より優れいてること」の感情が中心
・自尊心とナルシシズムの両者は「外向性・積極性・ポジティブ感情・報酬へのモチベーション」は共通
・自尊心はナルシシズムに比べて「誠実さ・忍耐力」が高い
・ナルシシズムは「他人に敵意を向ける」といったような悪い意味での同調性が強い
・ナルシシズムは「怒りを表現・大声で怒鳴る・脅す・物理的な攻撃性」といった敵対表現傾向にある
・ナルシシズムは人間関係に問題が多く、不相応にリソースを得ようとする傾向
・ナルシシズムは自分を社会的ネットワークの中心だとみなし、競争や論争に巻き込まれやすい
・ナルシシズムは反社会的な行動・攻撃性の傾向
・自尊心は「他人と親密で深い関係を結びたい」
・ナルシシズムは「他人を支配したい」「他人よりも優れた結果を得たい」

、、、以上記事引用参考。

似ているようで全然違う、自尊心とナルシシズム。これでだいぶ整理できましたね。

自尊心とナルシシズムの違いを簡単に言ってしまうと、(なんでも簡単にしたがり病^^)

過剰な他人への意識があるかないか

、、なのではないでしょうか。

他人がいなくても自分を評価できる人は自尊心
他人がいないと自分を評価できない人はナルシシズム

、とも言えるのかもしれません。

鏡の前とかでポーズを決めたたりすると、ナルシストと言われたりもしますが、上の観点からすると、それはナルシストではないのかもしれませんね。(他人とか関係なく、自分イケてるって勝手に思っているわけですから)

あと、音楽をやっていると、「アーティストはナルシストが多い」って話をよく聞くのですが、これもまた、上の観点からすると、ナルシスト、ナルシシズムとは言わないのかもしれません。他人とか関係なく、純粋に自分のかっこいいを表現しているという意味では、自尊心に近いのかもしれません。(他人に勝ちたい、支配したい、「俺の方がすげえだろー!」というアーティストはナルシシズムなのかもしれませんが)

こうやって、日常を振り返ってみると、自尊心やナルシシズムについて、色々と考えを改めないといけないことは多いかもしれませんね。

自分自身が自尊心なのかナルシシズムなのかも、改めて、考えてみようとも思いました。周りからみて、どうでしょう?^^;私は自尊心多め、ナルシシズムは少しはあるかなという自己認識ですが。。(白か黒かって話ではない)

最後に、こんなものもあったのでご紹介して終わります。

ではでは

【かなりヤバい!ナルシストに関する15の事実】
http://nomadonna.net/mentality-personality/20161214/

・女性より男性に多い
・他者と良好な長期関係を築けない
・他人を貶し、自分に優位な話題が多い
・他人に完璧さを求め、できなければ批判する
・SNSのプロフィール写真が自分の顔写真
・自分撮り(セルフィー)を頻繁にアップしている
・SNSに成果や業績、ダイエットなどに関する投稿が多い
・SNSで誹謗中傷を繰り返しやすい
・ナルシストの親はナルシスト
・自己愛性人格障害の中の「多情型(好色的)ナルシスト」は、演技的、魅惑的、病的に嘘つき
・ストーカー気質
・プライドが高い
・グズ
・夜型人間
・オタクな人ほどナルシスト傾向

narcissism.png
鏡の前で「私イケてる」はナルシシズムではなく、「アイツなんかより私の方が全然イケてる!」がナルシシズムということですね。私もよく、自分の曲を「かっこええ!」と思いながら作ったりしているのですが、これはナルシストではなく自尊心なのだなと改めて思ったのでした。あと、自分的には、自尊心とは、「自分を大切に思う気持ち」だとも思っています。


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