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必要なスキルはどんどん増えていく。 [mathematics]

大学生の24%が「平均」を理解せず、というニュースが話題になっております。

平均なんかがわかんないの?と安易に非難する前に、実際に問題を見てみましょう。

○×問題です。

ある中学校の三年生の生徒100 人の身長を測り、その平均を計算すると163.5 
cm になりました。この結果から確実に正しいと言えることには○を、そうで 
ないものには×を、左側の空欄に記入してください。 

(1) 身長が163.5 cm よりも高い生徒と低い生徒は、それぞれ50 人ずついる。 

(2) 100 人の生徒全員の身長をたすと、163.5 cm × 100 = 16350 cm になる。 

(3) 身長を10 cm ごとに「130 cm 以上で140 cm 未満の生徒」「140 cm 以 
上で150 cm 未満の生徒」・・・というように区分けすると、「160 cm 以上で 
170 cm 未満の生徒」が最も多い

まあ、冷静に考えればわかる問題ですが、ひっかかる人もいるかもしれませんね。

正解やその他の問題はこちらです。

ゆとり教育のせいだとかひとくくりに言う人もいますが、ゆとり世代の思考基礎力が私たちや上の世代よりも優れているという数値結果があることもひとつの事実として知っておきましょう。

今の世の中。英語ができないとダメ、パソコンができないとダメ、できないとダメなことが多くなってきました。(今の若者は当然になりつつあるのかな?だとしたら、やはり、ゆとり世代だなんて安易にバカにできませんね)まあ、平均もできなきゃダメだとは思いますが、もっと、上次元のレベルで議論がしたいですよね。

英語、パソコンの次は何が必要になってくるんだ?ってね^^

fistful of talentという海外人事系のサイトがあります。

ここで2020年頃に人材として必要とされる主要スキルが明示されています。

・Sense-Making (意味づけ) 
・Novel and Adaptive Thinking (新奇かつ適応性のある思考) 
・Trans-disciplinarity (学際的) 
・Social Intelligence (ソーシャルな知性) 
・New Media Literacy (新たなメディアのリテラシ) 
・Computational Thinking (計算論的思考) 
・Cognitive Load Management (認知的負荷のマネジメント) 
・Design Mindset (デザインに関するマインドセット) 
・Cross Cultural Competency (異文化に関するコンピテンシー)
・Virtual Collaboration (バーチャルコラボレーション)

なんか難しいですね。でも、自分なりに調べて汲み取っていきたいと思います。私の中では「意味づけ」というのはすべての業種で絶対的に必要になるんじゃないかと思います。

2020年まで8年か。がんばりましょ〜。

ちなみに、私の中では。平均がわからない大学生よりも、「平等」という文字を「へいとう」と読み間違える小学5年生が4割もいることの方がショックでした。いつか「確信犯」という言葉のように、誤った使われ方が主要になることもあると考えると、「平等」を「へいとう」と読む日もくるかもしれないと少し不安に思う今日この頃です。

ではでは

math.jpg
実生活で必要とされる数学は中学生の数学までとも言われます。因数分解や2次方程式もそれに含まれますが、みなさまは大丈夫でしょうか?笑 使っていないと忘れますよね。たまに、こんな数式をみると、なんかいつもと違った部分の脳を使っている気分になり、一種の心地よさも感じるのは私だけでしょうか。

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