良い習慣は人間の意志では作り出すことができない?(心理学) [philosophy]
【良い習慣は「意志」では作れない。ニューヨーク大学の心理学者教える良い習慣の作り方】
https://www.businessinsider.jp/post-1269
気がつけば、春は間近。新生活に向けて、新しい環境を整えている人も多いでしょう。そして、その環境こそが、その人のあり方を決めてしまうのかもしれません。
記事によれば、、、
・良い習慣を身につけるには「良い選択」をすることではなく、「選択肢が限られた環境(良い環境)を作ること」
・自制心をコントロールして長期間、良い結果を出し続けることは難しい、つまり、自分の欲望を抑え続けることは現実問題として不可能
・「意志の強さは筋肉のようなもので、決断し続けることは意志力を強めるなどと言う人もいる。だが、その説は根拠のない根性論のようなもので、実際にはほとんど役に立たない」
、、、以上、記事引用
つまり、人間の意志の力なんて、たかが知れているということ。だから、意志を貫くために(良い習慣を築くために)、そのための環境を、そうせざるを得ない環境を作ることこそが大事。
本当、そうだなあと思います。例えば、音楽を作る時、締め切りが有るのと無いのとでは、大きな違いが出てきます。(締め切り無いとダラダラ作っちゃう)(音楽には答えが無いからという理由もあるのだけど)
「あぁ、自分はなんて意志が弱いんだあ」って嘆く人もいるでしょう。でも、上述の心理学者が断定しているように、人間、意志が弱いのは当たり前なんです。
だから、どういう環境を作るのかが重要。
上の記事では、「良い習慣を身につけるために、良い環境を」と言っていますが、私はちょっと違う意見かな。
「良い習慣」=「良い環境」(相互関係)
音楽活動も、このブログも、何度もやめようかと思ったことはあります。しかし、ここまで来れたのは、「コツコツと続けたから」だと思っています。
こういうふうに長く続けていると、いざ、やめようかと思った時、「ここまで続けてきたのに、築き上げてきたのに、やめるのがもったいない」という気持ちが働くのです。結果、また、やり続ける。
続けるとやめづらくなるんです。
つまり、やり続けること=やり続けざるを得ない環境
つまり、「良い習慣」=「良い環境」
だから、私がたまにこういう話でアドバイスする時、「とにかく続けろ」とよく言います。
たとえば、毎日腕立て30回して体を鍛えようとした時、つらくてやめたくなる日もあるでしょう。ただ、その時は、腕立て1回でもいいからやるのです。とにかく、1回でも2回でもいいから、やり続けるのです。(筋トレを続けられているという事実が重要)それが1ヶ月、1年と続いた時には、やめるともったいない→「やり続けざるを得ない環境」、つまり「良い環境」が出来上がっていることになります。
事実、このブログも最初の頃は、息んで毎日更新してましたが、今では、週2回ペース。。それでも、のらりくらりと続けてきたことが、今の結果につながっています。
だから、
ごまかしながらでもいい、甘やかしながらでもいい、
とにかく、続けることが大事
人間は意志の弱い生き物です。何かを成すためには環境作りが本当に大事でしょう。上の記事の中では、「スマホばっかりいじってしまうのを防ぐため、スマホを見えないところや遠くに置く」というような話があります。
・スマホを遠くに置く
・腕立て1回だけでもやる
確かに習慣や環境が大事。
でも、本当に重要なポイントは、スマホや腕立ての例のように、そういった「小さな意志をまず持てるかどうか」なのかもしれません。
ではでは
【小形誠CDリリース情報】
- アーティスト:
- 出版社/メーカー: ERJ
- 発売日: 2017/03/15
- メディア: CD
先週15日にYUKI 8th Album「まばたき」が発売されました。初回生産限定盤のDisk2に、僕が作曲した「集まろう for tomorrow」が収録されています。新曲じゃないけど、よろしくです。【ファンクラブ会員限定ライブ「YUKI LIVE "commune of ten"」から選りすぐりの10曲を収録したライブCD】、とのこと。うれしいね。
人間というものは、悪い習慣は簡単に身につくのに、良い習慣はなかなか身につきませんよねえ。(タバコ大嫌い!←あえて言う)本当、習慣=環境が人を作る。小さなことでもいい、とにかく、良い習慣を続けてみましょう。それがつまりは良い環境。
遺伝子操作でスーパーマンになれる時代へ。すべてが可能な世界になったら、、、 [philosophy]
【突然変異遺伝子の研究で将来叶うかもしれない10の素晴らしい能力】
http://www.excite.co.jp/News/odd/Karapaia_52234402.html
遺伝子治療が行われるようになってきた今、それは病気を治すだけでなく、超人を生み出す可能性も秘めています。記事によれば、以下のことが叶うかもしれません。
・折れない骨
・俊足
・毒耐性
・ショートスリーパー(短時間睡眠)
・耐電皮膚(電力を浴びてもダメージを受けない)
・アルコールやドラッグを分解する能力
・食べ物以外を食べる能力(飛行機まで食べてしまう?)
・ゴム人間(関節を外し、体を捻る能力)
・怪力
・痛み耐性
突然変異遺伝子を活用してこれらが実現できる日がいつか来るかもしれないのです。
食べ物以外を食べる能力とゴム人間以外、是非欲しい能力です。^^
ただ、遺伝子は言わば、人間の設計図みたいなもの、根本的なもの。それをどこまでいじっていいものかという倫理的な問題もあります。
それに、
遺伝子操作が普通に行われる世界、つまり、能力を簡単に手に入れられる世界では、陸上などのスポーツや囲碁などのゲーム、そういった競争的娯楽は一掃されてしまうかもしれません。^^;
こういうふうに想像すると、「すべてが可能な世界」はある意味では、つまらないのものなのかもしれません。
もっと言えば、遺伝子操作ですべてが自由に操作できるようになれば、自分という存在があってないようなものになる感じ、「自己」というものが失われるような気もします。(人によって、出来るもの出来ないものがあるからこそ、パーソナリティが存在する?)
まあ、こんな妄想するような世界はまだまだ先のことでしょうけどね。
ただ、思うことは、
昔は、環境的にも能力的にも、人によって、出来る出来ないの差があり、選択肢が少ない時代でしたが、
今は、多くのことが発展し、人によって、出来る出来ないの差がなくなりつつあり、多くのことが選択できる時代になりました。
つまりは、すべてが可能な世界は、人間の選択能力が問われる世界と言うこともできるかもしれません。
上述の遺伝子治療もしかり、そのような傾向はより強まるでしょう。
これまでの時代は、「可能を増やすこと」が重要でしたが、これからの時代は、「どの可能を選択するか」が重要な時代に突入しつつあると思います。
できるできないで悩むより、何を選ぶかを悩む時代。
情報は氾濫していますし、選択肢も無数。
是非、選ぶ力を養っていきましょう。
ではでは
昼食は何を食べようかとか、どの服を着ようかとか、私たちは日頃、選択の連続で生きているわけですが、いつの日か、何の能力を身につけようかとか、何歳まで生きようかとか、選択肢の次元が変わる可能性もあります。そんな世界に突入する前に、間違いのない選択眼、選択能力を養っておきたいですね。
幸せにまつわる5つの最新研究【2016年版】 [philosophy]
【2016年にわかった、幸せにまつわる5つの研究】
http://www.lifehacker.jp/2017/01/170120_happiness2016.html
幸せってなんだろうって、哲学的な話はおいておくとして、私たちはある意味、幸せになるために日々生きているようなものだと思います。じゃあ、どうすれば幸せになるの?なれるの?そのヒントとなる「幸せに関する最新研究」です。
1.自分に厳しくするのは逆効果
『自分にやさしい観点をとったグループの方が、今後の行いを改善しようという意欲が高くなった。』
自分を律することが多い私たち日本人、この辺は気をつけた方がいいかもしれません。また、自分に優しくできれば、他人にも優しくできますからね。
2.謙虚さにもダークサイドがある
『「自己卑下を伴う謙虚さ」には「精神的な幸福感の低さや、健康状態の悪さとの強い関連性がある」ことがわかった。』
謙虚であることは決して悪い事ではないですが、自分を下げるのは良くありません。自分を下げるのではなく、相手を上げましょう。(褒めましょう)
3.最適な瞑想の形は、人によってさまざま
『瞑想という、万能の処方箋の効果をあげるには、もう少しやり方を考えた方が良いことがわかっています。』
私の中で、瞑想とは「感謝」と「イメージ」だと思ってます。目を閉じて、ゆっくり呼吸するだけでも全然違いますよ。間違ったやり方なんてないと思います。自分流の瞑想を。
4.お金より時間を優先させると幸福感が高まる
『お金よりも時間に価値を置く人のほうが、幸福感が高い傾向にあることがわかりました。たとえば、お金を払ってでも時間を節約すると答えた人や、収入が少なくても労働時間が短い方が良いと考える人などは、人生の満足度が高くなり、ポジティブな感情が大きく、ネガティブな感情が小さくなる傾向がありました。』
誤解をおそれず言うならば、「お金はいつでも稼げるけど、時間は稼げない」と私は思っています。10代でも70代でも、その気になれば、お金はいつだって、いくつになっても稼ぐことができます。しかし、時間は減る一方で、稼ぐことはできないのです。どちらを優先すべきかは明白ですよね。
5.「男らしさ」に縛られていると不幸になる
『「男らしく」という固定観念がプレッシャーとなり、ストレスになり、心の影響に悪影響を及ぼすことがある。』
「女らしさ」という固定観念にも同じ事が言えるでしょう。私の経験値からすると、「男(女)なら」とか「男って」、「男らしく」というような性をやたら意識する発言ばかりする人は、そんなに幸せに映ったことはありません。男として、女として、ではなく、やはり「人として、素敵になりたい」ですよね。異性にモテたい気持ちはよくわかりますが、私の場合は同性からもモテたいと思っています。笑。同性からも好かれる、素敵な人。そういう意識が「人として素敵」につながると思いますし、上の「男らしさ」みたいなものに縛られることも少なくなるかもしれません。
以上、あなたはこの5項目はどうでしたか?結果、幸せですか?^^
この幸せの5項目。言わずもがな、すべて、「どういう自分でいるか」という自分と向き合ったもの。つまり、周りの環境や他人のことなんて、実は幸せにはそんなに関与してこないのです。
「どういう自分でいるか」で言うならば、
私なりの幸せになるための、一番シンプルな答えは、ちょっとしたことに笑える自分なのか、ちょっとしたことを楽しめる自分なのか、だと思っています。
まあ、この辺も人それぞれかもしれないですね。えらそうにいろいろ言いましたが、上の5項目と合わせて、幸せのヒント程度にしてください。^^
ではでは
善悪とか、正しいか誤っているかで選択するのではなく、それは楽しいのか楽しくないのか、うれしいのかうれしくないのかで選択した方が、幸せで豊かな人生になるとも思っています。
決意や目標は公言した方がいい。(データでも証明) [philosophy]
【一年の目標を公言すると効果があるのか?】
http://blogos.com/article/204327/
年始の目標は立てましたか?そしてその目標を誰かに話しましたか?
私は目標というか道筋は考えていて、なおかつ、周囲にはそのことを結構話しています。
自分にプレッシャーをかける意味でも、目標は他人に話した方が良いなんて話はたまに聞きますし、私もその方が良いと思っています。
それを裏付けるデータを取り上げた記事(研究)があったのでご紹介。
研究の結論から言ってしまうと、
決意を公言したグループの半年後の成功率は46%
決意を公言していなかったグループの半年後の成功率は4%
すごい差ですよね!
「よし!自分も周りに決意を公言して行こう!」と安易に考えてしまったそこのあなたは要注意です。^^
僭越ながら、私なりに、この法則についての注意点をさらに書き加えたいと思います。
この研究における、被験者の決意は「体重を減らす」「禁煙」など、結構ありきたりなものです。別の言い方をすれば、ちゃんとやれば実現可能な目標なのです。「宇宙飛行士になる」「大金持ちになる」みたいな非論理的、非現実的な目標ではありません。(そういう目標だったら、上の数値も変わってくる)
そして、、もう一つ。
この被験者の決意は、研究者による答え合わせがあります。観察者がいるのです。ここも重要。
さらに言うと、
公言する相手(観察者。答え合わせする人)は自分より目上の人であることも大事だと私は思っています。(被験者からすれば研究者は目上な感じもするからね)
例えば、「俺、今年こそ痩せるぜ!」みたいな決意をその辺の友達に言ってもそんなに効果がありません。プレッシャーもありませんからね。
これらのことをまとめると、
・決意や目標は公言すべし
・その決意は論理的筋道のあるもの(今の自分のレベル的に現実的なもの)
・公言する相手には必ず答え合わせをしてもらえるようにする(観察者の存在)
・公言する相手は自分より目上であること
ここまで細かくやれば、より一層、
公言した決意は達成されやすい
、、と言えるでしょう。
あと、記事の最後の部分にも書いてありますが、「公言することによって、周囲を巻き込む」効果あるのにも大きな意味があります。例えば、私が「○○という目標のために、良い歌い手さんを探している」と公言し、なおかつ、ちゃんとそのための行動していれば、誰かが歌い手さんを紹介してくれたりするなど、目標達成のための手助けを得られることが多くなります。
こういう部分でも、やはり、公言した決意は達成されやすいと言えるのかもしれません。
ただ単に公言している人は結構います。しかし、ここまで出来ている人って結構少ない印象です。是非、トライしてみてくださいね。
私もまだまだですが、経験からして、これらのことはかなりオススメできます。
ではでは、こんな感じで決意を公言して、良き2017年にしていきましょう!
これらの法則で考えるならば、先生の前で目標を書初めすることは、とても理にかなっているのかもしれませんね。決意や目標を聞いた側も、それを見守るということが大事になってきます。
ハインリッヒの法則で因果をとらえよう [philosophy]
【25年前と変わらぬ体質。電通が学ぶべきだったハインリッヒの法則】
http://www.mag2.com/p/news/230569
昔、同じ業界にいただけに、電通の問題はいろいろと考えさせられます。
ただ、今回語るのは電通の問題ではなく、ハインリッヒの法則についてです。
トレンドだったから、この記事を取り上げただけ。^^;
(気づいている人も多いと思いますが、私のブログネタはなるべく最新のものを取り上げています。)
【ハインリッヒの法則】
重大な事故を防ぐための経験則。「重大な事故」1件に対して、その背後には29件の「軽傷」が発生していて、さらには300件もの「ヒヤリ、ハット」させられることが起きている。「1:29:300」
本当、そうかもしれないですね。
重大な事が起きた時は=1
背後に小さな事件が多数存在=29
事件に至らなかったものの、危うかったものは無数に存在=300
例えば、
普段温厚な人がブチ切れた=1
背後にはその人がイラつく件が多数あった=29
その人がイラつかないものの、それにつながるような導火線は無数に生まれていた=300
変な例えをしてみました。笑
このハインリッヒの法則をもっと簡潔に言うと、
大爆発=1
小爆発=29
火薬=300
っていう感じ?
さらに、いつものように勝手にオガタマイズしますよ。笑
ハインリッヒの法則って、基本的にマイナスの事件が起きた時を想定していると思うのですが、これ、プラスの事件にも応用できないかなと思いました。
ついに成功した=1
プチ成功=29
形にならない努力=300
少々強引ですが、どうでしょう。^^;
どうしても一番目立つ、1の部分に目が行きがちですが、より気をつけて注力しなければいけない部分は、やはり、29と300の部分ですよね。小爆発と火薬、プチ成功と見えない努力です。
1:29:300を全部足すと330。おお、結構一年の日数に近いではないか。
一年で大きな結果をひとつ作り出すために300日くらいは、結果の出ない、形にならない努力をしてみてもいいのではないかと考えることもできるかもしれません。
2016年の振り返り、2017年に向けて、こういう考え方もありかもしれませんね。
あなたの周りには常に火薬がありますよ。良くも悪くも。笑
ではでは
火薬はあらゆる要因とも言えますね。他人から生まれる要因、自分から生まれる要因があると思いますが、自分のもの(火薬)はせめてしっかり管理して、火をつけるなり、火を消すなりしたいですね。それ以前にその火薬を生むか生まないかという選択肢もあります。
高齢になるほど創造性を発揮する?(研究結果)ついでに相対性理論のお話 [philosophy]
加齢で認知機能がゆるんだ分、創造性は向上しうる:研究結果
http://wired.jp/2016/11/29/declining-mind/
年齢を重ねた頭脳は、認知制御はゆるくなるが、反面、創造性が高く、常識にとらわれない問題解決を得意とする可能性があるという研究結果です。
認知制御の「ゆるさ」が創造性を高めるという例は、幼児にも該当します。認知制御をまだ習得していない、特定の情報に的を絞って注意を払うことが得意ではない幼児も同様に創造性を発揮します。
以上、記事引用参考。
高齢者が赤ちゃん返りするとはよく言いますが、創造性の観点でもそうなのですね。
私たちは、生まれた時は知識ゼロ、まっさらの状態です。(ゆるゆる)それが知識や経験を重ね、自分なりの体系が整えられていきます。(ガチガチ)でも、また高齢になって、ゆるゆるになるというわけです。面白いですね。
私の場合、つまり音楽に例えて考えると、何も知らない時は音楽の作り方がハチャメチャ。(ゆるゆる)でも、最近はそれなりに形づける力がついてきました。相当な音楽理論も習得しましたからね。(ガチガチ?)これは良い悪い両方あるんですよね。ハチャメチャなりに、ぶっ飛んだものを作れる良さもありますし、理論じみて、ありがちな音楽になりやすいリスクもあります。
でも、いずれ高齢になったら、またゆるゆるになって、まっさらな創造性をいかんなく発揮できるのでしょう。^^
改めて思うのは、創造性を発揮するためには、知識や経験など、凝り固めてしまうものが邪魔になるのかもしれないですね。そう考えると、創造性を発揮するために、今すぐにでもゆるゆるになって行きたいと思ってしまいますよね?笑
でも、知識や経験を手離す、忘れることなんてまず無理です。だから、こう思います。
いずれ高齢なりの音楽を作れる時が来る。だから、今は今で、今でしか作れない、ガチガチなりの音楽を最大限作っていけば良いじゃないかと。
自分の外にある力を無駄に欲しがらず、今ある力(自分の内)、今しか発揮できない力を最大限発揮するのだ
いつか年を重ねて、「ああ、最近、物忘れがひどいなあ」となったら、「創造性発揮するチャーンス!!」って、とらえようかなと都合良く解釈しておきます。笑
遠い昔、光は今より速かった?ーICLが光速度不変の原理を覆す仮説を検証
http://news.mynavi.jp/news/2016/11/29/058/
少し、話がぶっ飛びますが、、笑(こういう話大好き)
アインシュタインの相対性理論は今の物理学の屋台骨になっています。相対性理論上では、光の速度は不変です。(秒速約30万km)
でも、今回の研究チームは具体的な数値予測をもとに、光の速度は変動する可能性があると言っています。実は、相対性理論に反する、こういう意見は、これまでもたくさん出てきましたが、単なる過激な思想扱いで終わっていました。しかし、今回は具体的な内容で論じられて注目されています。
これまでの物理学は相対性理論ありきのガチガチだったわけですが、もしかしたら、そのガチガチから脱する時が近づいているのかなと私は勝手に思いました。(個人的には、相対性理論を超える理論は存在すると思っています。)
人間も、ゆるゆる→ガチガチ→ゆるゆる、と進化していく。
人類も、ゆるゆる→ガチガチ→ゆるゆる、と進化していく。
ガチガチ→ゆるゆる、というのは、ブレークスルーする感じかな。
人間の進化と人類の進化を無理やり、擬音語でつなげて表現しました。笑
あなたは今、ゆるゆるですか?ガチガチですか?^^
どっちが良い悪いというわけじゃない、ゆるゆるなりの、ガチガチなりのものを最大限発揮していきましょう。
ではでは
日本は超高齢社会になりつつあります。高齢者ばかりだと、なんだか凝り固まったイメージをしてしまいますが、意外にも、これからの日本は創造性豊かな社会になっていくのかもしれませんね。そう願います!(社会も政治も娯楽もすべてにおいてね)
「死への意識」による人間の変化 [philosophy]
人は「死」を意識すると、本当にパフォーマンスが向上する:研究結果
http://wired.jp/2016/11/08/death-performance/
「死」を意識させることによって、バスケットボール選手のパフォーマンスが向上したという研究結果です。これはスポーツによる研究結果ですが、この記事でも書かれているように、「死をほのめかされると、その恐怖に対処する必要性が生じます。その結果、作業により熱心に取り組むことが多くの研究からわかっています。」
この感覚はわかるような気がしますね。
常に「死を意識している」人たちが、人生を最高に楽しんでいる9つのワケ
http://tabi-labo.com/228864/deathordie
記事に書いてある、「人生を俯瞰できる」「失敗や挑戦を怖がらなくなる」「死ぬ気でベストを尽くせる」「小さなことにこだわらなくなる」「やるべきことではなく、やりたいことに没頭できる」などは、本当にそうだなと思います。
ただ、死を意識することは、こんなふうに全部が全部、良いことにつながるとは限りません。
【衝撃】死を意識した人間がしてしまう5つの行動
http://buzz-plus.com/article/2015/07/29/shinu/
記事によれば、
死を意識した人は、
・法と秩序に敏感になる
・生命を意識させる行動を避けがちになる
・自分の名を後世に残そうとする
・自分の政治的立場にしがみつく
・より攻撃的になる
これらは、「死への恐怖」をベースに言われているものです。
こちらの記事の場合だと、死への意識はどちらかというと、悪いイメージがつきまといますね。
そうそう、あの有名なスティーブン・ジョブズ氏の言葉を思い出しました。
「もしも今日が人生最後の日ならば、今日やろうとしていることを本当にしたいと思うだろうか?」
さすが、天才!成功者!って感じですよね。
でも、「今日が人生最後の日だ」なんていつも考えて生きていたら、疲れちゃうよと、凡人の私は思ってしまいます。^^;
上でも述べてきたように、死への意識で良くもなりますし、そうじゃなくなる場合もあります。(どういう死への意識かにもよる)死への意識のレベルが、ジョブズレベルがいいのかどうかも、人それぞれだと思います。ただ、人類、生物みな平等に与えられた「死」について、何も考えないというのはどうかなとは思いますね。
ここで、私の場合の、死への意識の使い方というものをご紹介しましょう。
そうです、いつもの勝手に小形解釈、オガタマイズです。笑
それは、、、
このままでは終われない、終わらせないぞ
このままの状態で死んで終われない、終わらせないぞ
、、、です。
常にというわけじゃないですが、たまにこんな感じのことを思って生活しています。
この考え方だと、死への変な恐怖心もそんなにあおられませんし、ジョブズほど自分を追い込むようなレベルの「死への意識」ではなくて、凡人の自分には丁度いい、バランスのとれた考え方かなと思っています。(良い感じに向上心やモチベーションも保てる)
いかがでしょうか。^^
もちろん、人それぞれなので、全員におすすめはしません。
ただ、何度も言いますが、「死への意識」をまったく何も考えないというのだけはよして欲しいですね。「生」を感じるためにも。
自分なりのカタチ(命)をどうぞ見つけてください。
ではでは
死を意識すると、「やるべきことではなくて、やりたいことをするようになる」というのは本当にそうだと思います。おいしいものを食べたい?お金を稼ぎたい?それもいいでしょう。ただ、おいしいものを食べてから、どうするの?お金を稼いでから、どうするの?この欲望の先の問答を繰り返していくと、陳腐な表面的欲求ではなく、本質的な欲求、やりたいことが見えてくるでしょう。(これ、よくあるカウンセリングの一種です。)
作曲家による「仕事」と「幸福感」についての自己問答 [philosophy]
「最も幸せな仕事」と「最も不幸せな仕事」が判明
http://jp.sputniknews.com/science/20160919/2789517.html
該当する職業の人がいたら、いろいろとショックかもしれませんが、、、
記事によれば、
幸せな仕事だと自分で感じている職業
第1位:聖職者
第2位:トップマネージャー、経営者、政府高官
第3位:農業経営者・所有者、会社の秘書、品質管理の専門家、医療従事者
不幸せな仕事だと自分で感じている。最下位を占めた職業
パブやバーの従業員、プラスチック加工・生産労働者
これは英国の研究なので、一概に日本に当てはめることはできないと思います。(日本なら、第1位はお寺の住職なのかな??^^)でも、いろいろと考えさせられますね。
多くの要素が絡んで、こういう結果が出ていると思いますが、シンプル解釈好きの私としては、第1位の聖職者から読み解けば、幸福感を持って仕事をする条件というのは大体の説明ができてしまうような気がします。それは、、
自分の仕事(やっていること)に対して信念がある。意義を感じている。やりがいがある。
これに尽きるのではないでしょうか。
仕事と幸福度の研究
https://medium.com/@tumada/%E4%BB%95%E4%BA%8B%E3%81%A8%E5%B9%B8%E7%A6%8F%E5%BA%A6%E3%81%AE%E7%A0%94%E7%A9%B6-6a3d855f187f#.ycx96qj7o
仕事と幸福に関連して、この記事の内容もとても興味深いです。(新聞の切り抜きの内容なんて、もう、、ほんと、日本人としていろいろと考えさせられますね。)
この記事の中で、特に興味深かったものをピックアップ
・自分の強みを生かして仕事をしている人は、弱みに意識を向けて仕事している人に比べて、仕事に熱意を感じて楽しんでいる割合は6倍、人生を心から楽しんでいる割合は3倍である
・仕事の幸福度を増やすためには、1、社会的な交流の質や量を見直す、2、仕事の意義を広げる、3、仕事のやり方や範囲を見直す(もう一工夫加えてみる)(←ジョブクラフティングという心理学的理論)
・日々接している家族や友人が幸せを感じていると、幸せを感じる可能性が15%高まる
・日々の生活に幸せを感じている友人が一人増えるごとに、幸せになる可能性は約9%ずつ高まる。反対に、日々の生活が不幸だと感じている友人が一人増えるごとに、幸せでいられる可能性は7%ずつ低下する
おもしろい内容ばかり。^^
一見、近くに幸せな人がいればいるほど良いみたいだなと単純に感じてしまいますが、記事の中にはこんな情報も掲載されています。
・近隣に住んでいる友人は自分を将来幸福にしてくれる可能性が高い。同居する配偶者、1マイル以内に範囲に住んでいる兄弟・姉妹、隣人も同じような効果を及ぼす。ただし会社の同僚からは得られない。
会社の同僚からは幸福感を得られない????
仕事関係の人は幸福の伝染は適用されないってことか。。
まとめると、、
仕事と幸福感について考えた時、
信念、意義、やりがい(社会への影響力)
自分の強みを生かす、社会とのつながり
がポイントになってくるのかもしれません。
そして、幸福の伝染という視点で考えて、自分の身近な人間が幸福かどうかも重要。
自分の場合で考えると、
信念を持って音楽をして、音楽をする意義を感じ、やりがいも感じること。
作曲という強みを生かし、引きこもってばかりいないで適度に人と会う。(仕事以外の社会とのつながり)
、、という感じでしょうか。^^;
はい、そうです。自分自身で再確認したかっただけです。笑
でも、改めて、幸福を感じている人が自分の近くにいることが重要というのも見逃せないポイントですね。
自分の身近なところにどういう人を置くかというのも大事ですが、逆に考えれば、自分自身を幸福な人の近くに配置すればいいんじゃん!という発想もありですよね。(引っ越し?^^)
実際、上の記事の中でも、どこに住むのかというのは幸福の条件においてとても重要だと言っています。
1マイル、約1.6km以内かあ。
幸福人を見つけて、その近くに引っ越すか。笑
でもその場合、事前にその友人に言っておかないと、ストーカーみたいになるので、注意しないとね。^^;
長々と、仕事と幸福感についての自己問答、失礼しました。
ではでは
自分の身近に幸福感を感じている人を置く。もしくは、幸福感のある友人の近くに自分を置く。さきほど、この2つの考え方を述べましたが、もうひとつ、究極の考え方があります。それは「自分の身近な人を幸福にしてしまう」です。身近なあの人を喜ばすこと、笑わすこと、つまりは幸せにしてあげることこそ、自分の幸せへの近道と考えることもできるかもしれません。(でも仕事の人間関係は含まれず??^^;)
お金にも時間にもWNC発想が必要 [philosophy]
家計簿をつける人がナゼか貧乏になる不思議
https://news.nifty.com/article/item/neta/12101-20160820-2/私も昔は家計簿つけてたんですけどねえ、、必要なものだけ買えば良いんでしょ!という発想から今は家計簿つけていません。でも、家計簿をつけなくなったからといって、特に苦しくなった気はしていません。
上の記事の中で、、
家計簿をつけたって、お金が増えるわけじゃない。むしろ、家計簿を買った分お金が減る。笑(もちろん、分析するのには意味がある)
、、と言っています。確かにそうだなと思います。^^;
なにも家計簿をつけている人の悪口を言っているわけではありませんよ。^^;
ただ、家計簿をつけていても、毎月のように「今月もつかいすぎた」「無駄な出費をしてしまった」というようなことを繰繰り返しているのなら、家計簿をつけている意味もないのでは?ということなのです。
やはり大事なのは、家計簿という形式的なものやツールではなく、実践するための意識なのです。
そこで、良い発想法が記事で紹介されていました。
WNC発想でお金を使う
・W:お金が貯まらない人は、「欲しいもの(WANTS)」にお金を使う。
・N:お金が貯まる人は、「必要なもの(NEED)」にお金を使う。
・C:お金が増える人は、「変化を起こすもの(CHANGE)」にお金を使う。
わかりやすいですね。
必要なものだけ買えば良いんでしょという私の発想は間違ってなかったようです。^^
思ったんですが、これ、「お金」を「時間」に置き換えても、良い教訓になり得るかもしれませんね。
・W:時間が足りないと感じる人は、「欲にまかせて」時間を使っている。
・N:時間が安定している人は、「必要なもの」に時間を使っている。
・C:どこにそんな時間があるの?と人から思われるくらい活躍している人は、「変化を起こすもの」に時間を使っている。
お金にみたいに時間は物理的に増やすことができませんから、多少、意訳が入っていますが、どうでしょう。
WNC発想、他のケースにも使えるかな?(妄想がどんどんふくらむ)
とりあえず、お金と時間にこのWNC発想使ってみてはどうでしょうか?
例えば、過去のお金を記録する家計簿、過去の時間を記録する日記よりも、
WNC発想法によって、
未来のお金の使い方、未来の時間の使い方を決める、この発想の方が意味があるかもしれませんよ。
ではでは
WNC発想の中の、NEEDの発想はまだ比較的簡単にできますが、CHANGEの発想は結構、難度が高いと思います。CHANGEの実践のためには中長期的ビジョンや投資的発想がないと難しいでしょう。(目先の発想ではダメ)私もなるべくC発想で行こうと常々考えています。(すぐに結果が出なくてもね)
実はプラス思考はよくない?(研究結果) [philosophy]
プラス思考の意外な真実 うまく機能するのは極端に過酷な状況のみ?
http://news.livedoor.com/article/detail/11856824/
プラス思考が大事だ、なんていう話はこれまでずっと言われてきていることです。しかし、そんなプラス思考神話に待ったをかける研究結果です。
記事によれば、
・プラス思考でメンタルが悪化する。
ポジティブな想像をした人は、直後に気分は良くはなったものの、1ヶ月後に鬱状態になることが多かった。(プラスなイメージを持った分、落下した時のダメージが大きいから?高いところから落ちるから?)
・プラス思考には仕事ができない人も多い
プラス思考の学生は出席率が低くて成績が悪かった。プラス思考の学生は卒業後の求人が少なく、就職しても年収が低かった。(プラス思考がモチベーションを下げ、現実の問題を見えにくくしてしまうから?)
・プラス思考で女性からもモテなくなる!
ポジティブな考えの学生ほど恋に敗れる確率が高い。(5ヶ月後に破局)
プラス思考を研究する博士いわく、
「プラス思考は、あたかもすでに目標が達成されたかのような幻想を与える。その結果、目標に向かうための意欲が削がれてしまう」
「脳は現実とイメージの区別をつけにくいから、脳がすでに目標をやり遂げたと思い込んでしまう」と記事は追記しています。
じゃあ、プラス思考は使えるものではないのか?
その問いに対して、博士はこうも言っています。
「プラス思考はどうにもならない過酷な環境でのみ役に立つ」
例えば、圧政に耐えたり、冤罪でつかまったり、などなど、プラス思考の使い所を記事では色々あげています。(冤罪でって、、、)あくまで、プラス思考は過酷な状況において、応急処置的に使うものだということです。(プラス思考は長期的な使用はダメ。根本的な治療にはむいてない)
うーん、プラス思考、批判されまくりですね。。
私なりに違う言い方をすれば、
マイナス思考は「大丈夫かなあ」という感じで、「心配」「不安」とも言えるかもしれません。プラス思考は「大丈夫、いける!」という感じで、「自信」と言うこともできるかもしれません。
そして、実はこんな興味深い記事もあります。
運がいい人、悪い人を比べてわかった、たったひとつの違い
http://logmi.jp/155148
運について8年も研究してきた博士によれば、運がいい人と運が悪い人のたったひとつの違いは、、
「根拠のない自信」
、、なんだそうです。。
少々こじつけ感もありますが、この「根拠のない自信」って、ある意味、究極のプラス思考ですよね。
上の記事では、プラス思考が批判され、この記事では、運がいい人は究極のプラス思考の「根拠のない自信」を持っている、とのこと。。プラス思考の捉え方に困っちゃいますね。笑
、、既に長文になってしまっているので、無理やりまとめに入ろうと思います。^^;
これまでも何度も言っていると思いますが、プラス思考もマイナス思考も、そして、根拠のない自信もどれも大事なものです。どれも良い悪いではなく、それぞれの特性を持ったツールだと思います。(ホチキスやハサミみたいにね)
大事なのは、それらの特性に合わせた使い方。使い所が大事なのでしょう。(上の記事が言うように)
私なりにもうひとつ加えるならば、
「そこに行動が伴っているか」も大事だと思います。
全然練習もしてないのにプラス思考、何もしてもないのにマイナス思考。こういうのは良くないと思います。根拠のない自信も、やるだけやったんだからと開き直る際に使うのはとても有効的だと思います。
ふたつめの記事の中に、
運を良くする方法は、トライし続けること、そして、熟練度を積み上げることと言っています。
紹介したふたつの記事によって、プラス思考の使い方が逆によくわからなくなったかもしれません。しかし、プラス思考論からしても、運が良い論からしても、「行動することが大事」ということは唯一確信して言えることなのかもしれません。
行動のトライアンドエラー、そして、プラス思考、マイナス思考のトライアンドエラー、学んでいきましょう。とりあえず、気がつけば、運は良くなっているかもしれません。^^;
長々と失礼しました。^^;
ではでは
プラス思考で力を発揮する人もいれば、マイナス思考で発揮する人もいるわけです。プラスやマイナスの思考の特性だけでなく、その人自身の特性を見極めるのも大事ですよね。まあ、単純じゃないです。複合的です。